労働現場では、墜落・転落事故による事故が多く発生しています。
墜落・転落事故は、労働災害全体の約10%を占めるといわれており、労働災害でもそれなりに多く発生している事故といえます。
墜落・落下事故の事例としては、以下のような事例があります。
- 家屋の屋根の二階から落下した
- 工場内を歩行中ピットに墜落した
- 荷卸し中にチェーンを緩めたら荷崩れがにより下に落下した。トラック作業中に荷台から転落した
- 足場から足を踏み外して落下した
- ワイヤーロープがゴンドラから外れて墜落した
- 塗装工事中屋根から落下した
- 樹木の剪定中、植木の枝切り中に脚立から落下した
上記のように、墜落・転落事故は重傷になることが多く、補償額は数百万円から数千万円になることも珍しくありません。
また、墜落・転落事故は、会社の同僚が操作を間違えたり、安全確認をせずにボタンを押してしまうなど、第三者の過失が重なって生じることがあります。
このような場合には、会社に対して使用者責任を追及して損害賠償の請求をすることが可能となります。
労働現場の事故については会社の安全配慮義務が認められる可能性が高いですので、労働災害の遭われた方は是非一度弁護士にご相談ください。